内視鏡調査内容(4)
厨房におけるダクト火災のトラブルが問題となっています。排気ダクト内部に堆積した綿ボコリやダンパに付着した油汚れが延焼火災の原因となるなど厨房設備のメンテナンス不足が原因と思われる火災が、年間50件以上発生しています。また、排気ファンの不具合により十分な排気がされていない厨房もよく見られ、厨房内の衛生環境にも影響を与えています。これらの問題を未然に防ぐため厨房内の排気設備や衛生状態の調査を行い最適な対策をご提案します。
無煙ロースターの火災事例として「排気ダクト内に火のついた肉片や炎(火の粉)が吸込まれたことにより、付着(堆積)していた油脂やミストに着火し、排気ダクトで出火するケース」があります。火災予防や排気風量低下の原因究明のための内視鏡調査のご用命が増えています。